進行性多巣性白質脳症の診断
【診断】 (1) 確定診断は脳の生検組織による病理診断や、電子顕微鏡でJCVをみつける。一般には(2) 臨床的診断として、CT、MRIなどの画像診断法により診断する。すなわち脳の白質が抜けている。普通の検査では脳脊髄液には異常が少ないが、専門施設ではPCR法ができる。
【治療】 確立されていない。平均生存期間は4ケ月で1年以内に全員が死亡する。比較試験ではシタラビン(Ara-C)は無効との結論。HAARTによって免疫能が回復した例で進行の停止、稀に自然治癒があるといわれる。
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