連合国・中立国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 10:22 UTC 版)
自動車化が比較的進んでいた連合国側では、空挺部隊向けの折り畳み自転車などの特殊用途のほか、後方地帯での連絡用などに限定的に使用されただけだった。具体例としては1942年にフランスのSaint-Jouin-Brunevalで行われたヴュルツブルク・レーダー調査のための空挺作戦で、折り畳み自転車が実際に使用されている。 中立国のスウェーデン軍は、1939年時点で6個の自転車連隊を保有していた。その装備用として、数種の国産軍用自転車が開発されていた。 スイス軍も、1891年以来自転車部隊を使用し、第二次世界大戦時も大規模な自転車部隊を保有していた。歩兵部隊の側面援護や、戦略拠点の警戒などが任務とされていた。装備している自転車は、本体重量25kgもある頑丈な専用車だった。
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