連勝とわずかな敗戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 00:11 UTC 版)
「ハーレム・グローブトロッターズ」の記事における「連勝とわずかな敗戦」の解説
グローブトロッターズの勝率は極めて高い。1962年にワシントン・ジェネラルズに負けて以来、その後38年間、12,596試合のうちグローブトロッターズが敗戦を喫したのはわずか2試合であった。彼らの対戦相手はだいたいボストン・シャムロックス、ニュージャージー・レッズ、ボルチモア・ロケッツ、アトランティックシティ・シーガルズといった、レッド・クロッツの経営する「引き立て役」のチームであった。1971年1月5日、テネシー州北西部の小都市マーティンで行われた試合でグローブトロッターズはニュージャージー・レッズに99-100で負け、連勝が2,495でストップした。 1990年代に入ると、グローブトロッターズのスケジュールには年間数百試合組まれているチーム伝統のエキシビションのほか、真剣勝負の試合も含まれるようになった。1995年9月12日には、オーストリアの首都ウィーンで行われた、 カリーム・アブドゥル=ジャバー率いるオールスターチームに85-91で負けた。この試合の前までに積み重ねた連勝は8,829にのぼる。この試合中、48歳になっていたアブドゥル=ジャバーは34得点をたたき出した。この試合を含むヨーロッパツアーの間、グローブトロッターズは10勝を挙げた。 この試合のあと、今度はグローブトロッターズは2000年まで1,270連勝を数えた。連勝を止めたのはマジック・ジョンソンを生んだカレッジバスケットボールの名門、ミシガン州立大学スパルタンズであった。11月13日、スパルタンズはグローブトロッターズを72-68で破った。2006年2月27日、グローブトロッターズは通算22,000勝をマークした。最も直近の敗戦は2006年3月31日に行われたNABCカレッジオールスターチームとの対戦で、83-87で負けている。創設時からの敗戦数は345試合で、その勝率は98.5%である。 グローブトロッターズ側は、全てのエキシビション試合は真剣勝負であると主張している。
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