通航一覧とは? わかりやすく解説

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通航一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/27 17:01 UTC 版)

通航一覧(つうこういちらん)は、林復斎により編集された日本歴史書(外交史料集)。

概要

江戸幕府の命により大学頭林復斎らが編纂した1566年(永禄9年)から1825年(文政8年)頃までの対外関係史料集(350巻)。1853年(嘉永6年)の復斎による序文があり、この頃に完成されたと考えられている。

国別・年代順に配列、『異国日記』などを含み、蝦夷地関係は第7-8「魯西亜国部」に含む。活字翻刻本は東京国書刊行会から1912年(明治45年)より1913年(大正2年)にかけて8分冊で刊行された。

ところが時を同じくして、黒船来航のことがあり、文政以後の外交資料の整理が必要となった。このため、復斎の長男である林鶯渓と復斎の片腕として『通航一覧』編纂に参加した宮崎成身を中心として『通航一覧続輯』(152巻)が編纂され、1856年(安政3年)に完成した。活字翻刻本は東京の清文堂から1968年(昭和43年)より1972年(昭和47年)にかけて5分冊で刊行された。

関連項目

外部リンク

  • 通航一覧(北海道大学附属図書館「日本北辺関係旧記目録」)
  • 通航一覧続輯 (北海道大学附属図書館「日本北辺関係旧記目録」)



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