近年のフローサイトメーター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 16:48 UTC 版)
「フローサイトメーター」の記事における「近年のフローサイトメーター」の解説
近年の装置は、複数のレーザーと複数の検出器を持つ(市販されているものでは最大4レーザー18パラメーターの解析が可能)ことによって複数の抗体による蛍光染色が可能であり、より正確に表現型に基づいた標的細胞数を計数することができる。近年上記の高性能化路線とは異なる機能を有する製品が現れてきている。例えば、1)シース液を不要としてメンテナンスフリーとした装置や、2)送液系を完全に使い捨てチップにすることで検体間クロスコンタミネーションフリーとした小型装置である。前者はシース液タンクの管理を不要とした装置であり、後者は臨床検体のコンタミネーションフリー評価やウイルス感染細胞や細菌のバイオハザード対応評価に適した装置となっている。
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