近似種との見分け方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:09 UTC 版)
ネンブツダイには、姿が似ているクロホシイシモチがいる。しかし、多くの人はこれらを全てネンブツダイとして区別することなく扱っている。見分け方として次のとおりである。 ネンブツダイ ネンブツダイは生息地が広く良く他種と混泳している。 目の上を通るラインが背中まで伸びる。 全体的に虹のようなカラフルな色合いに輝く。(黄色、オレンジ、ピンク、黄緑) 雄の固体には上唇の先に突起が突き出ている。 クロホシイシモチ クロホシイシモチはネンブツダイに比べ南方形の魚で伊豆半島より西南の太平洋で多く見られる。千葉県の房総半島ではネンブツダイが多くクロホシイシモチは大変少数派である。 目の上を通るラインが短く目の上で切れる。しかし、このラインと直線上にエラの上部に黒点がある。 茶色、オレンジの単色。夜は金色に輝いて美しい。 雄は下アゴの先が突き出る。 この2種は似ているが良く観察すると違いがあり、すぐ解かる。また、色合いもまったく違い、釣りなどで固体を見るとネンブツダイのほうがやはり虹のように様々な色が出ているので美しい。
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