近代経験論の成立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 03:29 UTC 版)
ロックは、人間は観念を生まれつき持っているという生得説を批判して観念は経験を通して得られると主張し、いわば人間は生まれた時は「タブラ・ラサ」(白紙)であり、経験によって知識が書き込まれる、と主張した。アイルランドのジョージ・バークリーやスコットランドのヒューム、そしてフランスではエティエンヌ・ボノ・ドゥ・コンディヤックが観念、知識は経験によって得られるという考えをロックから受け継いだ。
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