近代のラクロス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 04:13 UTC 版)
1839年に、カナダに白人で構成されたラクロスチームが誕生し、ファースト・ネーションで構成されたチームとの公式戦が開催された。複数試合行われた結果は、ファースト・ネーション側の全勝だった。 ラクロスを現代競技に整備したのは、カナダのモントリオールの歯科医ウィリアム・ビアズで、彼はカナダとアメリカの国境付近に住むイロコイ族の保留地(Reservation)でこの競技の魅力に取りつかれ、これをスポーツ競技として普及させた。つまり、スティックを一本持って行う現在のラクロスは、イロコイ族のラクロス競技が基になったものである。 1867年にラクロスはカナダの国技となり、さらにアメリカ、イギリス、オーストラリアなどで盛んにおこなわれるようになった。
※この「近代のラクロス」の解説は、「ラクロス」の解説の一部です。
「近代のラクロス」を含む「ラクロス」の記事については、「ラクロス」の概要を参照ください。
- 近代のラクロスのページへのリンク