輸送用の箱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/18 09:46 UTC 版)
輸送用としての茶箱は、かつて茶を問屋から小売店などへ輸送される際、また茶の保管に使われた。 主構造はスギ板。継ぎ目は和紙で目張りされている。内面は亜鉛メッキ鋼板張となっており気密性が高い。このため使用済みの箱は、収納用品として再販されていた。特に、衣類の保管では茶箱特有の匂いにより防虫剤の効果があるとして重宝された。大きさは様々であるが、上限は40kgであることが多い。2010年代においては、茶は真空パックにして輸送、保管されるため、必ずしも茶箱を利用する必要はなく、インテリアなどを兼ねた利用が中心となっている。
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