跳躍離陸(ジャンプ・テイクオフ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 07:46 UTC 版)
「オートジャイロ」の記事における「跳躍離陸(ジャンプ・テイクオフ)」の解説
機体によっては回転翼の動力機構を備えつつ、クラッチでその動力の伝動をON・OFF切り替えと、回転翼のピッチを制御が装備され、実質的に垂直離陸が可能となるものがある。このオートジャイロ特有の離陸方式は跳躍離陸(ジャンプ・テイクオフ、jump take off)と呼ばれ、次のような手順からなる。 まず回転翼のピッチをゼロにした状態(回転翼に揚力が発生しない状態)でクラッチを繋ぎ回転翼を動力駆動しておく(この際は、地上にあるため駆動の回転反力は問題とならない)。 回転数が充分に上がった時点でクラッチを切って回転翼のピッチをプラスとすれば、回転翼に急激に揚力が発生し、機体を空中に持ち上げることができる。 機体が持ち上がったと同時にピッチを再調整し前進用プロペラの回転数を上げれば、そのまま水平飛行に移行することができる。
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