超軽量タンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 17:39 UTC 版)
「スペースシャトル外部燃料タンク」の記事における「超軽量タンク」の解説
超軽量タンク(Super Lightweight Tank, SLWT)は1998年のSTS-91で導入され、STS-99とSTS-107を除くすべての飛行で使用された。SLWTは基本設計は軽量タンクと同じだが、構造の大部分にアルミニウム/リチウム合金(Al 2195)を使用している。これにより軽量タンクに比べて重量をマイナス3,175kgと大幅に削減することに成功したが、製造費は500万ドル、制作期間は4箇月も増加してしまった。にもかかわらず、現在では[いつ?]すべての飛行にSLWTが使用されている。なお軽量タンクは現在1機だけ在庫に残っており、要請があればいつでも使用できる状態になっている。SLWTを導入したことにより、シャトルが国際宇宙ステーションに参加するために要求された性能向上の50%が達成されたと言われている。[要説明]
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