赤色矮星の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 06:20 UTC 版)
「赤色矮星系の居住可能性」の記事における「赤色矮星の特徴」の解説
赤色矮星は恒星の種類の中で、最も小さく低温で、存在数の多いタイプの恒星である。全恒星中の存在比率は、渦巻銀河の70%から楕円銀河における90%まで幅広く、銀河系のような棒渦巻銀河ではよく引用される中央値として72–76%を占めるとされている。 赤色矮星はスペクトルによってM型星に分類される。放出するエネルギー(光量)が低いため、地球から肉眼で見えるような赤色矮星はほとんど存在しない。肉眼で見える等級の赤色矮星として、最も太陽に近い赤色矮星であるプロキシマ・ケンタウリや、連星系ではない単独の赤色矮星として最も太陽に近いバーナード星などがある。
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