賈宝玉(か・ほうぎょく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:31 UTC 版)
主人公。賈家・栄国府の賈政の次男。宝玉は幼名。実名は不明。号は怡紅公子。美貌に恵まれた貴公子で、才能はあり詩や恋愛小説(当時小説や戯曲は下等なものとされていた)には興味を示すが、科挙方面の勉学は大嫌いで、詩の腕も黛玉や宝釵には及ばない。不思議な言動を度々見せる。「女は水でできた体、男は泥でできた体。僕は女を見るとせいせいし、男を見るとむかむかしてくる」、また、「天地の霊淑なものは、女にだけ集まっている」といってもっぱら一族の美少女・美女たちを相手に様々な趣きの交際や交流を楽しんでいる。黛玉を好きだが素直になれず、時々悲しませたり泣かせたりしてしまうこともある。
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