豆州肥田氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 05:02 UTC 版)
発祥は伊豆国田方郡肥田村(現在の静岡県函南町肥田)であるが戦乱を避け伊豆国賀茂郡八幡野村へ移住した。 土岐系説では土岐肥田頼衡が観応3年(1352年)伊豆守に任ぜられ次男肥田二郎を守護代として肥田村に定住させた説がある。また伊豆の古代豪族伊豆国造の系統の値氏子孫・肥田宿禰の子孫説がある。平安期に発祥地に居住し肥田氏を称し、在庁官人となる。その他、藤原時代を築いた秦氏の「はた」が「ひだ」に転化したとの説もある。 北条氏直に仕え、いったん帰農した後に徳川家康に仕え、水戸徳川家の家老、高松藩家老を勤める。幕末明治期に活躍。
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