議会の沿革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 00:53 UTC 版)
神聖ローマ帝国時代に諸侯会議(Reichstag、ライヒスターク)が設置される。これは現在の意味の議会の機能を有するものではなかった。 1815年に創設されたドイツ連邦で初めて連邦議会(ドイツ語版、英語版) (Bundestag des Deutschen Bundes、ブンデスターク・デス・ドイッチェン・ブンデス。直訳すれば「ドイツ連邦の連邦議会」) という名称が使われた。 1867年に始まる北ドイツ連邦では神聖ローマ帝国と同じ国会(Reichstag、ライヒスターク)と称した。 1871年にドイツ国(Reich)が成立すると「国会」(Reichstag)の名称がそのまま継承されて、ヴァイマル共和政、ナチス・ドイツ時代までこの名称が存続した。 詳細は「帝国議会 (ドイツ帝国)」、「国会 (ヴァイマル共和政)(英語版)」、および「国会 (ナチス・ドイツ)(英語版)」を参照 1949年にドイツ連邦共和国(西ドイツ)が成立すると、同年の9月7日にドイツ連邦議会(Deutscher Bundestag)という名称が採用された。議事堂は臨時首都のボンに置かれた。 1990年の再統一後、1999年に、ベルリンの国会議事堂の大改修が完了し、ドイツ連邦議会はベルリンへ移転した。
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