論文掲載誌で査読・議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/22 15:44 UTC 版)
「出版後査読」の記事における「論文掲載誌で査読・議論」の解説
2001年、学術雑誌のAtmospheric Chemistry and Physics (ACP)が出版前ではなく出版後に査読する方式を最初に導入した。その後、パブメド・コモンズ(PubMed Commons)、F1000Research、en:ScienceOpen 、en:Winnower、Philicaが導入した。 Atmospheric Chemistry and PhysicsとF1000Research(ファカルティ1000の一部)は、従来の査読と同じように審査する人を編集部の方で指定する。 パブメド・コモンズ(PubMed Commons)、en:ScienceOpen 、en:Winnower、Philicaは査読する人を編集部の方で指定しない。誰でも査読・評価・議論に参加できる。 査読・評価・議論は論文の最後に表示され、読者は査読・評価・議論を読みながら論文を理解できる利点がある。また、問題と感じた点をコメントすることで論文を一層深く理解できる利点もある。 著者は投稿した原稿が早く出版される利点がある。 全体として、査読・評価・議論の透明性が保たれる利点がある。
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