諏訪康雄とは? わかりやすく解説

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諏訪康雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 08:27 UTC 版)

諏訪 康雄(すわ やすお、1947年 - )は、日本法学者。専門は労働法法政大学名誉教授中央労働委員会会長、労働政策審議会会長を歴任。

東京都出身。一橋大学法学部卒業後、1972年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。指導教官は堀口亘[1]ボローニャ大学留学を経て、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。

法政大学大学院教授、労働政策審議会会長、中央労働委員会会長などを歴任。短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律や、育児休業制度作成に関わった[2]。 大学院では【雇用政策研究(マクロ)】【地域雇用政策事例研究】【比較雇用政策研究】【研究法(博士後期)】等の科目を担当した。 趣味は「平凡で読書、音楽・美術鑑賞。特技らしきものは特になし」と語る[3]

門下生に石山恒貴、齊藤弘通、菊池桃子らがいる。

経歴

著書

  • 『判例で学ぶ雇用関係の法理』(菅野和夫と共著, 総合労働研究所、1994年)
  • 『労使紛争の処理 平成8年度』(日本労働研究機構、1997年)
  • 『雇用と法』(放送大学教育振興会、1999年)
  • 『労働者派遣法の改正と職業紹介の見直し』(教育文化協会、2000年)
  • 『職業キャリアをどう支援するか』(教育文化協会、2003年)
  • 『労使コミュニケーションと法』(労働政策研究・研修機構、2006年)
  • 『キャリア・チェンジ! : あきらめずに社会人大学院!新たなキャリアを切り拓こう』(生産性出版、2013年)

脚注

  1. ^ 「昭和46年度 学位授与・単位修得論文」一橋研究
  2. ^ 「労働法、雇用政策の拡充のため隣接社会諸科学の成果をいかに取り入れるか 諏訪康雄氏法政大学大学院社会科学研究科政策科学専攻教授」『法律文化』2006年7月号
  3. ^ 教員情報 諏訪康雄”. 法政大学. 2017年5月4日閲覧。
  4. ^ 『イタリアの労働事情 (海外調査シリーズ (No38))』日本労働研究機構、1993年、214頁。 
  5. ^ 『判例で学ぶ雇用関係の法理』総合労働研究所、1994年、378頁。ISBN 4794103913 
  6. ^ 第193回国会 議院運営委員会 第5号(平成29年2月9日(木曜日))”. 衆議院 (2017年2月9日). 2017年5月4日閲覧。
  7. ^ 『雇用政策とキャリア権』弘文堂、1997年、360頁。ISBN 978-4-335-35454-0 
先代
菅野和夫
厚生労働省労働政策審議会会長
2009年 - 2013年
次代
樋口美雄
先代
菅野和夫
厚生労働省中央労働委員会会長
2013年 - 2017年
次代
山川隆一


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