説話・物語の小人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/27 15:05 UTC 版)
「小人 (伝説の生物)」の記事における「説話・物語の小人」の解説
日本の昔話、説話文学には一寸法師(『御伽草子』)など、小人が主人公として登場するものがある。多くの場合、結末やそれ以前の展開において体が大きくなる(一寸法師でいえば「うちでのこづち」を使い、背が大きくなっている)。『竹取物語』のかぐや姫も竹の中から見つけ出された時は、3寸ばかりの小さな女の子であったと描写されているが、竹から出された後は成長をしている。 『グリム童話』などにも白雪姫を家に住まわせてやる登場人物として森の中に棲む小人(Sieben Zwerge、ドワーフ)が登場している。 アイルランドの作家・家ジョナサン・スウィフトによる小説『ガリヴァー旅行記』に登場する小人の国「リリパット」(Lilliput)の住人は広く知られている。西欧のファンタジー作品などでは「リリパット」という名称で小人が登場したりもしている。
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