語源的解釈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/07 13:38 UTC 版)
ダーサは、サンスクリット語においては「敵」「隷属」などの否定的な意味を伴っているが、『アヴェスター』に用いられるアヴェスター語における同系の語「ダーハ」には、否定的要素がない。これは、『リグ・ヴェーダ』の「神(デーヴァ)」や「阿修羅(アスラ)」が、『アヴェスター』の「悪魔(ダエーワ)」や「神(アフラ・マズダー)」であるという関係と軌を一にする。 「ダーハ」はダハェを指し、インド・ヨーロッパ語族系の言語を話す、同じく北西部インドを起源とする、古代スキタイ部族のことである。
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