証明書ファイルの拡張子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 17:08 UTC 版)
「X.509」の記事における「証明書ファイルの拡張子」の解説
一般的なX.509証明書の拡張子は、次のとおり。 .CER 証明書をDER で符号化したもの。 .CRT 証明書をPEM(英語版)形式で符号化したもの。 .DER DER で符号化された証明書 .PEM PEM形式。Base64 で符号化された証明書で、「-----BEGIN CERTIFICATE-----」と「-----END CERTIFICATE-----」で囲まれている。 .P7B .p7c参照 .P7C 被署名データのない PKCS#7 のSignedData構造で、証明書 (群) やCRL (群) がある .PFX .p12参照 .P12 (公開鍵や、パスワードで保護された) 私有鍵を含む PKCS#12 PKCS #7 は、データの署名や暗号化 (公式には「"enveloping"」) の標準である。証明書は、署名されたデータの検証に必要なので、SignedData構造に含めることができる。.P7Cファイルは、署名されるべきデータをもたないという、縮退したSignedData構造である。 PFX (Personal inFormation eXchange) 標準から発展した PKCS #12 は、単一ファイルでの公開鍵と私有鍵の交換に使われる。 .PEMファイルは、証明書や私有鍵を含むことがあり、このときBEGINとEND (とCERTIFICATEやRSA PRIVATE KEYの組合せ) の行で囲まれている。
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