許容最高回転数
エンジンを破損させないで回転させる最大の回転数。一般に最大出力発生回転数より高く、動弁系の仕様によってマージンは異なる。例えばSOHCの場合、最大出力発生回転数の10%増、DOHCの場合は最大出力発生回転数の15%増、とエンジンの使用回転域によって定まる。また、大型ディーゼルエンジンの場合は減速時にオーバーランしやすく、例えば2200rpmで最大出力を発生する場合、許容最高回転数は2400rpm程度に設定される。前者はおもに動弁系、後者はピストンの慣性カが律則となっている。さらにターボの場合は遠心力によるスピン破壊速度が限界となる。例えば、ターボチャージャーの回転数は15万rpm程度にもなる。
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