設計座乗位置

大車林

設計座乗位置

英語 designated seating position

設計標準位置にシートをセットしたときの、乗員の着座位置。これは、自動車室内の全体的な配置計画を立案するうえで重要な要素となる。単に室内寸法ばかりではなく、前後のシートのヒップポイント、天井までの高さ、各種計器や操作系の位置など、室内空間はドライバーおよび同乗者に直接かかわりをもつものであり、人間工学的な面からの検討が重要である。さらに予防安全面からも疲労の軽減、誤操作防止、視界、視認性の向上をはかるうえで不可欠な要素といえる。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。