設立から名阪全通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 22:30 UTC 版)
1888年、官設鉄道の経路から外れた東海道沿いの滋賀、三重県下の都市を東海道線に結ぶ目的で四日市で設立された。1895年、当初の目標であった名古屋駅と草津駅を結ぶ鉄道が完成した後は大阪進出を目指して、大阪の複数の鉄道会社と合併交渉を開始した。 その後、路線を西へ奈良まで延長し、片町 - 四条畷を開業していた浪速鉄道および四条畷から木津方面の路線免許を持つ(未開業の)城河鉄道を合併して現在の片町線経由で名阪間を開通、1898年に大阪片町にターミナルを入手した。しかし、敷地の拡張が困難なため網島(廃止)に起点を移設した。さらに大阪鉄道 (初代)を合併し、湊町(現:JR難波駅)にターミナルを再度移転させた。これでJR難波駅から天王寺駅、奈良駅を経由する現在の路線が完成した。
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