訓令と職務命令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 10:20 UTC 版)
訓令は、上級官庁が下級官庁又は職員に権限行使の指揮のために行う命令であって、公務員個人の職務に関して発する職務命令(国家公務員法(昭和22年法律第120号)第98条1項)は必ずしも訓令ではないとされる。 訓令は、行政組織内部における規律(命令)であり、一般の国民に対しては狭義の法規の性質を持たないものであるのが原則であるが、公務員に対してはその権限ある上司から出された職務の範囲内の訓令は職務上の命令として有効であり、部下である公務員は、忠実にこれに従う義務がある。
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