西部での戦後の任務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/27 21:27 UTC 版)
「ベンジャミン・グリアソン」の記事における「西部での戦後の任務」の解説
グリアソンは戦後も正規軍に残留することに決め、大佐の位になった。ウェストポイントの陸軍士官学校の出身ではなかったために仲間の多くの士官を信用しないようになった。バッファロー・ソルジャーズと呼ばれる黒人下士官兵と白人士官で構成される2つの騎兵連隊の1つ、第10アメリカ騎兵隊を編成した。この任務は、グリアソンがその部隊を支持し信頼したために、その上官であるフィリップ・シェリダン将軍を含め仲間の士官達に不人気となる原因にもなった。グリアソンが先住民族に同情し、礼儀を尽くしたこともその判断に関する疑問を呼ぶことになった。 その部隊を支持する唯一の白人士官は連隊長のベンジャミン・グリアソン大佐である。グリアソンはアフリカ系アメリカ人部隊を熱心に指揮したために仲間の士官からは疎外され、バッファロー・ソルジャーズの能力、献身さおよび功績を信じて、他の部隊を指揮するという申し出を辞退している。パイク将軍はグリアソンを「この自らに課した追放状態」から解放し、「1月以内に真の騎兵連隊を指揮すること」を提案したが、グリアソンはこれを拒んでいる。 — ターナー・ネットワーク・テレビのドキュメンタリー『バッファロー・ソルジャーズ』
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