西洋音楽における拍子の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:19 UTC 版)
ルネサンス音楽(15世紀から16世紀頃)以前は、曲全体に統一された拍子を与えることは一般的でなかった。一つの曲の中で拍の強弱の周期は様々に変化し、多声音楽では強拍の位置が声部ごとに異なるのが普通であった。しかし、舞曲ではステップを踏むために必要であったため、拍子がつけられていた。バロック音楽(17世紀から18世紀半ば頃)以後は舞曲のスタイルが踏襲されたため、西洋音楽は拍子をもつようになった。
※この「西洋音楽における拍子の歴史」の解説は、「拍子」の解説の一部です。
「西洋音楽における拍子の歴史」を含む「拍子」の記事については、「拍子」の概要を参照ください。
- 西洋音楽における拍子の歴史のページへのリンク