西成彦とは? わかりやすく解説

西成彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/12 22:19 UTC 版)

西 成彦(にし まさひこ、1955年1月27日 - )は、日本文学研究者。専攻は比較文学立命館大学名誉教授

来歴

岡山県生まれ、兵庫県出身[1]。1977年東京大学教養学部フランス科卒、同大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退。ポーランド留学、熊本大学助教授、1997年立命館大学文学部教授を経て、同大学院先端総合学術研究科教授(2020年3月まで)。2020年4月から同研究科特任教授。2015年日本比較文学会会長(2019年6月まで)。

妻であった詩人伊藤比呂美との共著『パパはごきげんななめ』は映画化もされたが、のちに離婚。

1994年『ラフカディオ・ハーンの耳』で熊日文学賞、1998年『森のゲリラ宮沢賢治』で日本比較文学会賞、2005年『耳の悦楽』で芸術選奨新人賞受賞。2019年『外地巡礼 - 「越境的」日本語文学論』で読売文学賞受賞。

著書

単著

共著

共編著

  • 『20世紀をいかに越えるか - 多言語・多文化主義を手がかりにして』(西川長夫姜尚中平凡社) 2000
  • 『複数の沖縄 - ディアスポラから希望へ』(原毅彦、人文書院) 2003
  • 『異郷の身体 - テレサ・ハッキョン・チャをめぐって』(池内靖子、人文書院) 2006
  • 『東欧の20世紀』(高橋秀寿、人文書院) 2006
  • 『異郷の死 - 知里幸恵、そのまわり』(崎山政毅、人文書院) 2007
  • 『対話のために - 「帝国の慰安婦」という問いをひらく』(浅野豊美小倉紀蔵クレイン) 2017
  • 『旅する日本語 - 方法としての外地巡礼』 (中川成美、松籟社) 2022

翻訳

論文

脚注

  1. ^ 第81回 西成彦/栩木伸明/司会・伊藤比呂美”. 日本近代文学館. 2018年3月10日閲覧。

2. http://blog.livedoor.jp/masnis24/





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「西成彦」の関連用語

西成彦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



西成彦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの西成彦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS