裸の王様
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『裸の王様』(はだかのおうさま)または『皇帝の新衣裳』[2](丁: Kejserens nye klæder (Keiserens nye klæder) - 発音、英: The Emperor's New Clothes)は、デンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンが翻案し1837年(天保8年)に発表した童話である。人間心理の弱点を辛辣に捉えた寓話として著名な作品であり、アンデルセンの代表作の1つとされる。原作はスペインの王族フアン・マヌエルが1335年(建武2年)に発表した寓話集『ルカノール伯爵』[3][4] に収録された第32話「ある王といかさま機織り師たちに起こったこと」[5][6][7] である。
- ^ a b “Hans Christian Andersen : The Emperor's New Clothes”, sdu.dk
- ^ 『日本大百科全書』「裸の王様」
- ^ フワン・マヌエル 1984
- ^ フアン・マヌエル 1994, pp. 184–190
- ^ フアン・マヌエルの『ルカノール伯爵(Libro de los enxiemplos del Conde Lucanor et de Patronio)
- ^ Juan Manuel (スペイン語), Conde Lucanor, ウィキソースより閲覧。
- ^ Ejemplo XXXII Juan Manuel (スペイン語), Conde_Lucanor:Ejemplo_32, ウィキソースより閲覧。
- ^ “「裸の王様」上司にならない7つの方法”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2013年1月7日). 2023年5月29日閲覧。
- ^ “管理職よ、裸の王様になるな!企業戦士のよろいを脱ぐために必要な職場環境とは”. ダイヤモンド・オンライン (2021年6月4日). 2023年5月29日閲覧。
- ^ a b c d 一橋大学附属図書館 2008
- ^ アンデルセン 1984, pp. 157–165
- ^ 高橋 1888
- ^ 渡辺 1888, pp. 81–85
- ^ 坪内 1900, pp. 22–27
- ^ 杉谷 1906, pp. 29–38
- ^ 菅野 & 奈倉 1907, pp. 73–103
- ^ 木村 1908, pp. 159–165
- ^ 和田垣 & 星野 1910
- ^ 上田 1911, pp. 30–43
- ^ 近藤 1911, pp. 1–18
- ^ アンデルセン 2011, pp. 126 f
- ^ a b Andersen, H.C. (1963年). “Keiserens nye Klæder” (デンマーク語). 2012年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月22日閲覧。
- ^ アンデルセン 2011, pp. 120–128
- ^ a b Andersen, H. C. (1900), “Des Kaisers neue Kleider” (ドイツ語), Sämmtliche Märchen, Leipzig, pp. 258-264
- ^ a b Andersen, Hans Christian H. B. Paull, Henry訳 (1875), “The Emperor's New Clothes” (英語), Hans Andersen's Fairy Tales, London: Warne & Co.
- ^ アンデルセン 1984, p. 164
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