補筆作業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 17:12 UTC 版)
「ヴィオラ協奏曲 (バルトーク)」の記事における「補筆作業」の解説
シェルイによると草稿は「ページも打っていない、楽章の順序もわからないまま五線紙に書き付けられ、修正箇所はそのまま削除されずに残され、音符の判読さえままならない」状態であったという。バルトークがプリムローズに宛てた手紙に、オーケストレーションは「かなり平明なものに、ヴァイオリン協奏曲のそれよりも平明なものにするつもりだ」と書いてあることを参考にシェルイは補筆作業を完成させた。しかし、シェルイ版はあまりにオーケストレーションが薄すぎるという批判がある。 なお、シェルイはこの曲を完成させる16年前に自身のヴィオラ協奏曲を作曲している。
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