表紙とページ数について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/03 04:22 UTC 版)
「紅き月の巫女」の記事における「表紙とページ数について」の解説
文庫版『紅き月の巫女』の表紙イラストは、主人公であるはずの真行寺命の姿が背景にまぎれるほど小さく地味に描かれてしまっているという奇妙なものになっている。 文庫版は当初上下巻に別れる予定で、上巻の表紙イラストは緋室灯を中心に彼女に関連する人物たちを描き、下巻の表紙イラストは命を中心に彼に関連する人物たちを描く予定だった(このデザイン手法は『セブン=フォートレス』のリプレイである「フレイスの炎砦」「ラ・アルメイアの幻砦」の文庫版と同じである)。しかし、エンターブレインの営業的判断で急遽分冊が中止されたため、本来上巻の表紙となるべきイラストの余ったスペース(灯の構えるガンナーズブルームの砲身の下とマユリ=ヴァンシュタインの間)に無理やり命を混ぜ込む事態になった。 なお、分冊予定であった作品を一冊に無理やりまとめてしまったために、今作は文庫リプレイ史上最も厚い540ページを超える大作となってしまっている。「中学生がお小遣いで買える価格を」と考えていた菊池たけしが、独自に編集者にリサーチしたところ「1200円~1300円はするのではないか」という答えが返ってきたという。最終的には840円という価格でリリースすることができた。
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