衣類用ハンガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 20:56 UTC 版)
本体の上部がバーなどに掛ける構造になっており衣類を掛けるまたは挟持する方法で整理するための道具。 ハンガー(洋服掛け)は主に上着などの洋服を一着ずつ吊り下げて保管するのに用いるものをいう。フックが付いており、それを棒などに引っ掛けてつるす。最も一般的な形状は、肩幅程度のゆるくくの字に曲がった棒、ないしはゆるい曲線を描く三角形で、同時にズボンをつるすことができるものも多い。 保管だけでなく、洗濯した衣類を乾かすため物干し竿につるすのにも用いられる。 木製、プラスチック製、金属製などがある。クリーニング店などで用いられるものは、針金の周りにプラスチックの被覆を施してフック付の扁平な二等辺三角形に整形したものである。これは一時的な使用を意図したもので、長期間このような細い洋服掛けにつるしておくと型崩れの原因となり好ましくない。廃棄されたこの手の洋服掛けをカラスなどが巣材として使うこともある。 衣料品店などでは洋服のサイズ(L、M、S等)を表示するためハンガーのフック部分に取り付けるリング状のサイズチップも用いられる。
※この「衣類用ハンガー」の解説は、「ハンガー」の解説の一部です。
「衣類用ハンガー」を含む「ハンガー」の記事については、「ハンガー」の概要を参照ください。
- 衣類用ハンガーのページへのリンク