衝擊石英とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 自然科学 > 鉱物 > 石英 > 衝擊石英の意味・解説 

しょうげき‐せきえい【衝撃石英】

読み方:しょうげきせきえい

隕石衝突付近に見られる石英衝突地点岩石含まれていた物質高温高圧により溶融飛散することで生成し特徴的な縞状構造見られる


衝撃石英

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/20 16:16 UTC 版)

石英 > 衝撃石英
衝撃石英の偏光顕微鏡写真。 チェサピーク湾クレーターで採取された砂粒.

衝撃石英(しょうげきせきえい、: shocked quartz)は、隕石衝突の際にできる特異な石英構造である。

隕石衝突の際の激しい衝撃圧力下であまり高温でない状態で、石英の結晶構造は、結晶の中に面に沿って変形する。これらの面(偏光顕微鏡下で線として認められる)は、planar deformation features (PDF) と呼ばれ、特徴的な縞模様が観察される。

このPDFの方向をユニバーサルステージで測定し石英の結晶構造の軸の方向と比較することにより、火山活動や地殻の構造運動で出来る石英とは区別出来る[1]

脚注

  1. ^ 九州大学総合研究博物館「地球史とテクトニクス」閲覧2012-7-19


関連項目

外部リンク

  • Shocked Quartz (英語), MinDat.org, 2012年3月31日閲覧 (英語)



衝擊石英と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

衝擊石英のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



衝擊石英のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの衝撃石英 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS