蜂須賀年子とは? わかりやすく解説

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蜂須賀年子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 08:25 UTC 版)

1953年

蜂須賀 年子(はちすか としこ、1896年明治29年〉12月1日[1] - 1970年昭和45年〉12月29日)は、日本デザイナー教育者東京府出身。

生涯

蜂須賀正韶の長女として生まれる。母は徳川慶喜の娘・蜂須賀筆子。妹に笛子・小枝子、弟に蜂須賀正氏がいる。

1907年(明治40年)、母・筆子が死去する。聖心女学院で学ぶ。子爵松平康春と結婚し、四女一男を産んだ。後に離婚した。

日本手芸協会連合副会長を務めた。1947年、菊華中学校・高等学校(現在の杉並学院中学高等学校)校長に就任。

戦後、三田にあった邸宅の一部を改造して、蜂須賀服飾学園を設立した[2]。その他、ニュー・スタイル学院(上野)と山脇服飾美術学院(市ヶ谷)で教えた[3]

系譜

交友関係

  • 谷崎潤一郎 - 互いに熱海市在住時代があり、交流あり。谷崎の作品には年子の話をモデルにしたと思われるものが出てくる[注 1]

著書

関連文献

脚注

注釈

  1. ^ 夫・康春の弟である渡辺明は、妻・重子の姉が谷崎潤一郎の最期の妻・松子である。
    渡辺明は松平康民の三男で、谷崎の小説『細雪』に出てくる子爵・御牧実のモデル。
  2. ^ 後書きに著者甥(姉の子)として松平康が寄稿している。

出典

  1. ^ 平成新修旧華族家系大成 下巻』(霞会館、1996年)p.366
  2. ^ 蜂須賀 1957, pp. 203–204.
  3. ^ 蜂須賀 1957, p. 204.
  4. ^ 蜂須賀 1957, p. 203.

参考文献

外部リンク




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