蛍光管の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 22:46 UTC 版)
大手メーカーは一般住宅用蛍光灯器具のうち「FL型蛍光管」と「FCL型蛍光管」を用いる従来型器具の生産を大幅縮小しており、現行モデルはスリム型(FHF・FHD・スパイラル・二重環型)が殆どである(従来型のFL・FCL蛍光管を用いる器具の現行モデルは浴室灯・流し元灯・物置用のみ)。またグローランプ(点灯管)を用いる従来型器具も一般住宅向けは生産が大幅縮小され、現行モデルは流し元灯や廊下・物置用のみとなった。 ランプを2本以上用いる(点灯管が不要な)インバータ器具の場合、1本でもランプが寿命を迎えると全てのランプが点かなくなるため、(従来型点灯管器具とは異なり)ランプ交換は全て同時に行う必要がある(新しいランプと古いランプを混ぜて使ったり・ランプを一部外して使うと器具が故障するおそれがあるため)。 またランプを2本以上用いる器具の明るさ調節方法も従来型点灯管器具とインバータ器具とで異なっており、前者は点灯本数を増減させるのに対し(「2灯・3灯・4灯いずれか→1灯・2灯いずれか→豆球→切」)、後者はランプ全体の明るさを変える「段調光」を採用している(全灯→段調光→豆球→切)。
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