蘇芳地金銀絵箱とは? わかりやすく解説

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蘇芳地金銀絵箱(すおうじきんぎんえのはこ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 02:49 UTC 版)

正倉院」の記事における「蘇芳地金銀絵箱(すおうじきんぎんえのはこ)」の解説

脚付きの箱であり、本体金と銀宝相華模様描かれている。30.3x21.2x8.6cm。箱の中は淡い桃色彩色され、白の花弁描かれ丁寧な造りとなっている。このような箱は献物箱と呼ばれ、仏に供える供物入れるのに用いられた。正倉院にはこのような献物箱・数十伝えられており、その代表がこの蘇芳地金銀絵箱である。底の部分に「東小塔」と書かれており、東小塔とは西小とともに神護景雲元年767年)、称徳天皇発願百万塔納めるために建立された。当初この宝物は東小塔の備品だったが、東小塔廃絶の後正倉院移管されたと考えられている。他にも平安時代東大寺羂索院の倉庫朽損し、中の宝物正倉院移したと言う記録がある。このように何らかの原因廃絶した東大寺諸堂備品も、正倉院納められ伝承されている。

※この「蘇芳地金銀絵箱(すおうじきんぎんえのはこ)」の解説は、「正倉院」の解説の一部です。
「蘇芳地金銀絵箱(すおうじきんぎんえのはこ)」を含む「正倉院」の記事については、「正倉院」の概要を参照ください。

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