藤田淳平 (野球)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/04/12 23:52 UTC 版)
| 福岡ソフトバンクホークス #146 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 |  日本 |
| 出身地 | 徳島県美馬市 |
| 生年月日 | 2000年5月14日（24歳） |
| 身長 体重 |
182 cm 92 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2023年 育成選手ドラフト7位 |
| 年俸 | 400万円（2025年）[1] |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
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この表について
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藤田 淳平（ふじた じゅんぺい、2000年5月14日 - ）は、徳島県美馬市出身のプロ野球選手（投手・育成選手）。左投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
プロ入り前
徳島県美馬市出身[2]。美馬市立江原北小学校時代に野球を始め、美馬市立江原中学校では軟式野球部に所属した。
川島高校では1年夏から公式戦に登板[3]。2年夏の県大会は初戦で第4シードの徳島北と対戦し、148球で完投勝利を挙げると[4]、その後も勝ち進み、ベスト4入りを果たした[5]。3年夏は県大会で池田との初戦に敗れた[3]。
東亜大学へ進学すると、主戦を担うようになった3年春[6]のリーグ戦ではリーグトップの防御率0.73を記録し、MVPとベストナインを受賞[7]。チーム6年ぶりとなる全日本大学選手権にも出場した[8]。3年秋のリーグ戦では5勝を挙げ[6]、2季連続のベストナインを受賞した[7]。大学時代は最速146km/hを計測し、プロ志望届を提出したが[9]、ドラフト会議では指名漏れとなり、四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスに入団した[2]。
四国IL・徳島時代
2023年、前期ではリーグ2位の防御率1.17を記録してチームの前期優勝に大きく貢献[7]。後期も安定した投球を見せ、この年は19試合（11先発）の登板で5勝3敗3ホールド・防御率1.51と好成績を残し、最優秀防御率のタイトルを獲得した[注 1][7]。徳島時代の最速は148km/h[6]。
10月26日に開催されたドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成7位指名を受けた[10]。11月17日に支度金300万円・年俸400万円（いずれも金額は推定）で仮契約を結んだ[11]。背番号は146[12]。
ソフトバンク時代
2024年は1月に行われた新人合同自主トレーニング中に左太ももを痛めて離脱した[13]。5月31日に行われた四軍戦の徳島インディゴソックス戦で実戦初登板すると、古巣相手に無失点の投球を見せた[13]。この年は二軍戦の出場は果たせなかった[14]。
選手としての特徴
持ち球は最速148km/hのストレート[6]、スライダー、カットボール、カーブ、フォーク[15]。独立リーグ時代の球種配分は、約2/3がストレートであった[7]。ストレートは球速以上に速さを感じるという特徴を持つ[13]。
詳細情報
独立リーグでの年度別投手成績
出典はリーグのデータサイト[16]。
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | 徳島 | 19 | 11 | 0 | 0 | 0 | 5 | 3 | 0 | 0 | .625 | 263 | 65.2 | 48 | 4 | 17 | - | 4 | 75 | 1 | 0 | 12 | 11 | 1.51 | 0.99 |
| 通算：1年 | 19 | 11 | 0 | 0 | 0 | 5 | 3 | 0 | 0 | .625 | 263 | 65.2 | 48 | 4 | 17 | - | 4 | 75 | 1 | 0 | 12 | 11 | 1.51 | 0.99 | |
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
- 21（2023年）
- 146（2024年[12] - ）
脚注
注釈
- ^ 同じく徳島所属の池戸昇太と同率（投球回、自責点ともに同じ）。
出典
- ^ 「福岡ソフトバンクホークス 契約更改 - プロ野球」『スポーツナビ』。2025年3月1日閲覧。
- ^ a b 「徳島IS スローガン「タフネス徳島」」『読売新聞オンライン』2023年1月23日。2023年11月23日閲覧。
- ^ a b 「池田vs川島」『高校野球ドットコム』2018年7月16日。2023年11月23日閲覧。
- ^ 「川島vs徳島北」『高校野球ドットコム』2017年7月17日。2023年11月23日閲覧。
- ^ 「板野、川島が4強入り！【選手権徳島大会・24日の結果】」『高校野球ドットコム』2017年7月24日。2023年11月23日閲覧。
- ^ a b c d 「プロ野球ドラフト会議」『日刊スポーツ』。2023年11月23日閲覧。
- ^ 「【大学野球】東亜大、反撃及ばず大商大に敗れる 全日本選手権」『中國新聞デジタル』2021年6月7日。2023年11月23日閲覧。
- ^ 「北海道の変則サイド右腕、中国地区からは146キロ左腕ら、大学生3名がプロ志望届を提出」『高校野球ドットコム』2022年9月7日。2023年11月23日閲覧。
- ^ 「「もらい泣きしちゃったよ」独立L徳島の左腕がソフトバンクから育成7位指名された瞬間が「泣ける」と話題に」『西スポWEB OTTO!』2023年10月27日。2023年11月23日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク、育成7位・藤田淳平と合意」『サンケイスポーツ』2023年11月17日。2023年11月23日閲覧。
- ^ a b c 「ソフトバンク育成ドラ7藤田淳平の実戦初登板は古巣が相手 左太ももなどけが乗り越え、1回無失点」『西スポWEB OTTO!』2024年6月1日。2025年4月12日閲覧。
- ^ 「「他の選手と同じことをしていたら駄目」 ソフトバンクの育成2年目左腕、2日連続のブルペン入りでアピール」『西スポWEB OTTO!』2025年2月2日。2025年4月12日閲覧。
- ^ 「【徳島インディゴソックス】ドラフト指名候補インタビュー／藤田淳平 投手」『あわわWEB』2023年10月15日。2023年11月23日閲覧。
- ^ 投手成績 藤田淳平 - 四国アイランドリーグplusデータサイト
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 藤田淳平 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手名鑑 - 福岡ソフトバンクホークス公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 藤田淳平 (野球)のページへのリンク
