藤井氏 (連)
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藤井氏/葛井氏 | |
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氏姓 | 藤井連 |
始祖 | 白猪胆津 |
出自 | 諸蕃 |
氏祖 | 葛井広成 |
著名な人物 | 葛井広成 葛井大成 葛井諸会 |
後裔 | 大崎氏 小田氏 安田氏 藤井氏 |
凡例 / Category:氏 |
概要
百済系の渡来人である白猪胆津の子孫・白猪広成が養老4年(720年)に葛井連を賜ったのが始まりで、広成や葛井諸会、葛井大成の詠んだ詩歌は『万葉集』や『経国集』に選ばれている。大阪府藤井寺市の葛井寺は葛井氏の氏寺。
江戸時代には葛井氏の末裔を称した一族が複数存在して、使部の大崎氏・小田氏・安田氏と衛士の藤井氏(重氏)で、大舎人を代々務めた永井氏の祖も藤井康則とされる[1]。
鹿児島県肝付町波見の重氏は系図によると「天楼津大来尊」( 天槵津大来目か)が氏神の藤井姓で、本国は山城国平安京京都であり、従五位下掃部頭・重重二の子の従五位下掃部頭・重重宗が永禄2年(1559年)11月5日に下向したという[2]。
系図
大崎氏
藤井時茂 | |||||
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大崎保元 | |||||
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大崎元陳 | |||||
小田氏
安田氏
藤井氏
実養子
実養子
実養子
脚注
注釈
出典
関連項目
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