薬害サリドマイド禍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 00:53 UTC 版)
ところが、疫学調査(レンツ警告・1961年11月。ただしこの報告は、疫学的因果関係のみでメカニズムは未解明)から先天異常「サリドマイド胎芽症」や胎児死亡といった催奇性と因果関係があると報告され、日本では1962年(昭和37年)9月に、販売停止と回収が行われた。 西ドイツでは、睡眠薬として市販されていたため、約3,000人と被害が大きかった。また日本では、市販睡眠薬以外に妊婦の「つわり」の症状改善のために、サリドマイドが調剤されたことから、最終的に約300人の妊婦が被害を受けた。
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