蔵前警察署
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 23:53 UTC 版)
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都道府県警察 | 警視庁 |
管轄区域 |
台東区の東南部 柳橋、浅草橋 鳥越、蔵前 小島、三筋 元浅草、寿 駒形 東上野の一部 松が谷の一部 西浅草の一部 |
課数 | 6 |
交番数 | 5 |
駐在所数 | 0 |
所在地 |
〒111-0051 東京都台東区蔵前一丁目3番24号 |
位置 | 北緯35度42分4.7秒 東経139度47分23.8秒 / 北緯35.701306度 東経139.789944度座標: 北緯35度42分4.7秒 東経139度47分23.8秒 / 北緯35.701306度 東経139.789944度 |
外部リンク | 蔵前警察署 |
蔵前警察署(くらまえけいさつしょ)は、警視庁が管轄する警察署の一つである。第六方面本部所属。
台東区の南東部を管轄している。
署員数およそ170名の小規模警察署であり、署長は警視。識別章所属表示はSD。車両の対空表示は「蔵」。
所在地
管轄区域
台東区
- 柳橋一・二丁目(全域)
- 浅草橋一・二・三・四・五丁目(全域)
- 鳥越一・二丁目(全域)
- 蔵前一・二・三・四丁目(全域)
- 小島一・二丁目(全域)
- 三筋一・二丁目(全域)
- 元浅草一・二・三・四丁目(全域)
- 寿一・二・三・四丁目(全域)
- 駒形一・二丁目(全域)
- 東上野六丁目(東上野一・二・三・四・五丁目は上野警察署の管轄)
- 松が谷一・二丁目、三丁目(一部を除く。松が谷三丁目の一部は下谷警察署の管轄)
- 西浅草一・二丁目(西浅草三丁目は浅草警察署の管轄)
沿革
- 1904年(明治37年)5月12日:浅草警察署南元町分署開設。
- 1937年(昭和12年)8月28日:蔵前警察署に昇格。
- 1945年(昭和20年):浅草警察署に統合される。
- 1948年(昭和23年)11月25日:蔵前警察署開設。浅草署から分離開設。
組織
交番
- 菊屋橋交番(台東区西浅草一丁目)
- 蔵前二丁目交番(台東区蔵前二丁目)
- 小島二丁目交番(台東区小島二丁目)
- 須賀橋交番(台東区柳橋二丁目)
- 田原町交番(台東区西浅草一丁目)
地域安全センター
出来事
- 2008年3月7日、蔵前署刑事生活安全組織犯罪対策課の警部補が公務員職権乱用と強要の容疑で逮捕された。2007年10月、台東区のマッサージ店の女性経営者に対し、取り締まりをにおわせて無料でマッサージをさせたというもの。同警部補と女性は別の事件の捜査で知り合い、店を訪れた際に女性に交際を求めたが断られていた。店は違法な営業はしていなかったが、女性は「警察を敵にしたくなかった」と話している[2]。
- 2014年4月12日、狭山市のマンションで、蔵前署の男性巡査と田無署の女性巡査が死亡しているのが見つかった。男性巡査が女性巡査の腹を刺した後、自分の腹を刺しベランダから飛び降りたと見られる。2人は結婚する予定で、既にこのマンションで同居していた。男性巡査は、警察官採用試験の申込書に勝手に知人の名を使ったことが発覚し、内部調査を受けていた。このため結婚が延期となっており、将来を悲観して無理心中を図ったと見られる[3]。
- 2020年7月3日、蔵前署交通課長の警視が、宿直勤務中に飲酒したとして減給処分となった。同警視は同日、依願退職した。同警視は、6月26日の夜、宿直の責任者として勤務していたが「前日に眠れず、体調不良でイライラしていた」との理由で焼酎を飲んだ。留置場を見回る際に服装がおかしかったことから飲酒が発覚した[4]。
脚注
出典
- ^ パチンコ玉か 蔵前署への「銃弾」『朝日新聞』1978年(昭和53年」1月8日朝刊、13版、23面
- ^ 女性にマッサージ強要、容疑の警部補を逮捕 『朝日新聞』2008年3月7日
- ^ “女性警官を殺害後、巡査の男自殺か 埼玉・狭山”. 日本経済新聞 (2014年4月12日). 2024年11月24日閲覧。
- ^ “宿直中に焼酎3杯、交通課長を減給”. 朝日新聞 (2020年7月3日). 2024年11月24日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
- 蔵前警察署のページへのリンク