蓄電池試験車からのフィードバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:14 UTC 版)
「JR九州BEC819系電車」の記事における「蓄電池試験車からのフィードバック」の解説
2012年(平成24年)から2013年(平成25年)にかけて行った、817系1000番台改造車での蓄電池電車試験では、以下の問題が指摘された。 電車をベースとした改造車であったことから、床下に搭載する主回路蓄電池のスペースに制約があり容量が不足した。 電車と同じパンタグラフ折畳み高さでは非電化区間に存在する狭小トンネルに干渉する可能性がある。 電化・非電化の境界駅で走行モードを切り換える際に室内灯が消灯する。 非電化区間において、誤ってパンタグラフを上昇させたまま走行する危険性がある。 これらの問題を解決しながら本形式の設計を開始し、先行量産車で走行試験まで実施した。
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