蓄圧式ハイブリッド車“ERIP”
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:20 UTC 版)
「日産ディーゼル・スペースランナーA」の記事における「蓄圧式ハイブリッド車“ERIP”」の解説
ERIP(エリップ)は蓄圧式ハイブリッド車である。地上設備の不要なハイブリッド車としての改造扱いで1995年に登場。KC-UA460系に設定され、基本的な構造は三菱ふそう・エアロスターの“MBECS”やいすゞ・キュービックの“CHASSE”に準ずる。ハイブリッドシステムの主要機器はボルボグループのボルボ・エアロ製である(当時資本関係はない)。ハイブリッド機構搭載による重量増で燃費も悪い、軽量化ができない、思ったほどの排出物低減効果が感じられない、路線バスで並行して要求されていた低床化に対応できないなどから、1999年に製造が打ち切られた。導入した事業者は少数にとどまり、東京都交通局・横浜市交通局・大阪市交通局・会津乗合自動車のみだった。
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