草津アカデミーの概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/28 05:15 UTC 版)
「草津国際音楽アカデミー&フェスティバル」の記事における「草津アカデミーの概要」の解説
1980年、ヴァイオリニストとして著名な豊田耕児を音楽監督、音楽評論家遠山一行を実行委員長に始められた夏期の2週間にわたる音楽アカデミー。毎年その年のテーマにあわせて世界的な芸術家を講師に招き、たとえばヨーロッパのニースやシエナ、ザルツブルクのアカデミー、アメリカで言えばアスペンやマルボーロといった夏期講習のシステムを参考に、草津独自のシステムで音楽を学ぼうとしている。 当初より世界的な音楽家が集まったことや、その音楽家たちから草津アカデミーが称賛されたことから、ヨーロッパでも音楽家の間ではすでに「草津」は世界一級のアカデミーとして評価され、このアカデミーと音楽祭に招待されることは名誉なこととすら言われる程になった。 第11回目からは遠山一行が音楽監督となり、さらに室内楽に充実したレッスンが行われるよう配慮された。 第31回(2010年)からは遠山一行が音楽監督から引退(引続き音楽顧問に就任)し、作曲家の西村朗が音楽監督を務めることとなった。
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