茨城県進出と多店舗化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 05:24 UTC 版)
「トップ (スーパーマーケット)」の記事における「茨城県進出と多店舗化」の解説
東京都と神奈川県で、主に売場面積500m2以下の小型店を中心に展開していたが、茨城県出身で同県に本拠を置くカスミグループの役員を努めた経験を持つ中村三喜社長が新規に開設した店舗は、売場面積を最低990m2へと拡大すると共に、出店する地区を中村自身が地域事情に詳しい茨城県へも拡大する方針を打ち出した。 この方針を元に、1993年(平成5年)5月に水戸市河和田町に茨城県内1号店となる河和田店を開業したのを皮切りに、1994年(平成6年)には7月の水戸市千波町に2号店の千波店、12月のひたちなか市中根字深谷津に3号店の中根店と相次いで開業し、2~3年間で茨城県内に10店舗を出店して店舗が集中するドミナント地区化を図ることを目指した。 また、1994年(平成6年)9月29日には東京都調布市深大寺東町に深大寺店(現:トップフレッシュマーケット深大寺店)を開業し、徹底した価格政策を軸とした商品分析を行って最大の売上高の店舗とするなど、親会社の影響を受けた商社的経営感覚から脱却して本格的なチェーン店化を図ると共に、生鮮食料品に強い食品スーパーの多店舗展開を進めた。そうした多店化の一環として、1995年(平成7年)にはサンマートを吸収合併して規模の拡大を図った。
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