英語とスペイン語の関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/28 07:25 UTC 版)
英語には、同一の動詞の完結相・未完結相、という活用上の変化が存在しないため、他言語からの翻訳時に、相(アスペクト)に応じて別の動詞を当てることが行われる。 スペイン語の例で言うと、スペイン語には未完了過去(線過去)と完了過去(点過去)が完備されている。 例えば、動詞saberで、未完了過去(線過去)の"yo sabía"は"I knew"(私は知っていた)とする一方、完了過去(点過去)の"(yo) supe"は"I found out"(私は分かった)とする。 同様に、 動詞poder未完了過去"yo podía":"I was able to"(私はすることが可能な状態だった)完了過去"(yo) pude":"I succeeded"(私はすることに成功した)動詞querer未完了過去"yo quería":"I wanted to"(私はすることを欲していた)完了過去"(yo) quise":"I tried to"(私はすることを試みた)未完了過去"yo no quería":"I did not want to"(私はすることを欲していなかった)完了過去"(yo) no quise":"I refused"(私はすることを拒否した)
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