花形飾環頭大刀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:10 UTC 版)
棺外東側の被覆粘土中から出土した刀・槍郡の一振で、環頭飾り部分と鉄刀本体部分は別々に造られたものである。環頭部分は青銅の鋳造品で、環頭の外側に様々な装飾を施し、そのデザインは直弧文を刻んだ環の中に三葉文を置き、上端に花形飾りを付ける。その横に角形の突起を一対、鳥形の飾りを一対付ける。このような飾りの環頭大刀が三点出土しており、そのうちの1点が「中平」鉄刀である。 家形飾環頭柄頭東京国立博物館展示(他画像も同様)。 石釧 車輪石 鍬形石 石製坩 石製台付坩 筒形石製品
※この「花形飾環頭大刀」の解説は、「東大寺山古墳」の解説の一部です。
「花形飾環頭大刀」を含む「東大寺山古墳」の記事については、「東大寺山古墳」の概要を参照ください。
- 花形飾環頭大刀のページへのリンク