自立活動の目標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 22:01 UTC 版)
自立活動の目標は、 個々の児童又は生徒が自立を目指し、障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識,技能,態度及び習慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培う。 とされている。ここでいう「自立」とは、幼児児童生徒がそれぞれの障害の状態や発達段階に応じて、主体的に自己の力を可能な限り発揮し、よりよく生きていこうとする姿を指している。また、「調和的発達の基盤を培う」とは、幼児児童生徒の個々の発達の遅れや、個人内に生じている発達の不均衡(個人内差=障害に由来する、できることとできないことの差)を改善したり、発達の進んでいる側面をさらに伸ばすことによって遅れている側面の発達を促すようにしたり等によって、全人的な発達を促進することをねらいとしている。
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