自然単位系に用いられる物理定数の候補
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 06:18 UTC 版)
「自然単位系」の記事における「自然単位系に用いられる物理定数の候補」の解説
以下のような物理定数が自然単位系によく用いられる。これらのうち次元が独立な5つを選んで正規化すれば(つまり1にすれば)、質量・長さ・時間・電荷・エントロピーから組み立てられる任意の物理量を含む単位系を作ることができる。このとき、次元が独立でない物理定数(たとえば次元が同じ電子の質量と陽子の質量)を選ぶことはできない。 定数記号次元真空中の光速度 c LT−1 重力定数 G M−1L3T−2 重力定数の4π倍 4πG M−1L3T−2 換算プランク定数(ディラック定数) ℏ {\displaystyle \hbar } ML2T−1 真空の誘電率 ϵ 0 {\displaystyle \epsilon _{0}} Q2 M L-3 T2 クーロン力学定数 1 4 π ϵ 0 {\displaystyle {\frac {1}{4\pi \epsilon _{0}}}} Q−2 M L3 T−2 素電荷 e Q 電子の静止質量 me M 陽子の静止質量 mp M ボルツマン定数 k ML2T−2Θ−1 ボーア半径 a0 L
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