自律型EVAロボットカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 02:48 UTC 版)
「STS-87」の記事における「自律型EVAロボットカメラ」の解説
Autonomous EVA Robotic Camera / Sprint(AERCam / Sprint)は、宇宙船の外で使用するための小型で目立たない、自由飛行のカメラプラットフォーム。フリーフライヤーは、自己完結型の低温ガス推進システムを備えており、6度の自由制御システムで推進することができる。フリーフライヤーには、自動姿勢保持機能のデータを提供するレートセンサーが搭載され、AERCam / Sprintは球形の車両で、ゆっくりと動き、衝撃による損傷を防ぐために柔らかいクッション材で覆われている。設計哲学は、衝撃からエネルギーを吸収するメカニズムを提供しながら、速度と質量を低く保つことによってエネルギーを低く保つことであった。フリーフライヤープラットフォームは、小さなコントロールステーションを使用してオービターの内側から制御される。オペレーターは、単一のAid For EVA Rescue(SAFER)デバイスコントローラーからモーションコマンドを入力し、コマンドは、極超短波(UHF)範囲で動作する無線周波数(RF)モデムリンクを介して、制御ステーションからフリーフライヤーに送信される。
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