自動機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 00:26 UTC 版)
本銃は試作段階からガス圧作動方式(ロングストロークピストン)で設計された。この点ではMAGと同様だが、閉鎖機構については、MAGはティルトボルト式を採用していたのに対し、本銃ではロータリーボルト式となっており、ボルトは3個のロッキングラグを備えている。 ミニミの基本型では、ガスシステムにはガス規制子(ガス流入量調節器)が備えられており、通常以外に「悪条件下」のセッティングを選択できる。このセッティングではピストンに流入するガス量を増やすことで、自動機構内部に火薬の燃えカスが溜まっていても作動させることができるほか、これらが溜まっていないクリーンな状態であれば連射速度を上げる効果もある。ただし、アメリカ軍のM249軽機関銃ではガス規制子は省かれた。
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