脆弱性緩和
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 23:34 UTC 版)
「Comet Lakeマイクロプロセッサ」の記事における「脆弱性緩和」の解説
IntelはVariant 3aやVariant 4aについてマイクロコードとOSで脆弱性の緩和を図っていたが性能低下の可能性があるためハードウェアレベルでの対策が施された。また未対策の脆弱性に対してもハードウェアレベルでの対策が施された。 脆弱性コード名公称概要Coffee Lake RefleshWhisky Lakeの一部 Comet LakeVariant 1 Spectre 条件付き分岐における境界チェックの回避(Bounds Check Bypass)CVE-2017-5753 オペレーティングシステム オペレーティングシステム Variant 2 Spectre 分岐先のインジェクション(Branch Target Injection)CVE-2017-5715 マイクロコードオペレーティングシステム マイクロコードオペレーティングシステム Variant 3 Meltdown 不正なデータキャッシュの読み込み(Rogue Data Cache Load)CVE-2017-5754 ハードウェア ハードウェア Variant 3a N/A 不正なシステムレジスタの読み取り(Rogue System Register Read )CVE-2018-3640 マイクロコードオペレーティングシステム マイクロコントローラ Variant 4 N/A 書き込み前メモリの参照(Speculative Store Bypass)CVE-2018-3639 マイクロコードオペレーティングシステム マイクロコードオペレーティングシステム L1TF Foreshadow L1キャッシュへの不正なアクセスCVE-2018-3646 ハードウェア ハードウェア MFBDS ZombieloadRIDL ストアバッファに関するサイドチャネルによる情報漏洩CVE-2018-12130 マイクロコード ハードウェア MSBDS Fallout フルバッファに関するサイドチャネルによる情報漏洩CVE-2018-12126 マイクロコード ハードウェア MLPDS RIDL ロードポートに関するサイドチャネルによる情報漏洩CVE-2018-12127 マイクロコード ハードウェア MDSUM RIDL キャッシュ不可メモリに関するサイドチャネルによる情報漏洩CVE-2019-11091 マイクロコード ハードウェア
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